広島への引越
お久しぶりです!
2/20に東京から広島へ引越して、よーやく今荷解きが終わったところです。やらねばならない手続きがまだ大量に残っていますが…。
退職・退去手続きも大変でしたが、今回の引越しで地味に大変だったのがハムスターの移動でした;
自分1人なら飛行機で帰るのですが、動物を乗車させると運賃がかなりかかるのと、ハムスターの健康状態が心配だったため、今回は新幹線で4時間揺られることにしました。
ゲージごと持ち運ぶことはできないので、ゲージだけお引越しの荷物と一緒に梱包し、その間はダンボールの仮住まいで過ごしてもらい、部屋掃除と退去手続きが終わったらお出かけ鞄に入れて移動という、なかなかなドタバタでした(^^;)
↑段ボールに仮住まい中のルイ
引っ越してからは実家(山口)の家族ともしばらく一緒に滞在しました。学生の頃から上京して以来、家族とゆっくり過ごすのは10年ぶりです。父も母も良い年なので、今の時期に帰郷したのはかえってよかったのかなぁとも思ったり。
最寄りに銀行やカラオケや飲食店、なんでもそろっていた東京のときと比べると買い物は大変ですが、その代わり良い意味で創作に集中できそうな環境だなと思っています。
景色や見晴らしがとても良い場所です。
紙屋町でお好み焼きも食べました!
東京で付き合いのあったフォロワーさんや友達と離れてしまったのは寂しいですが、この先ずっと広島にいるとも限らないので、今はここでできること、特に絵の勉強や絵本の制作を今まで以上にしっかりやっていきたいと思います。
失業保険受給の関係でminneは停止したり再開したりと慌ただしくなるかもしれませんが、改めて今後ともどうぞよろしくお願い致します!
最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました(書き途中のものがミスで投稿されており失礼しました;)
熊野旅行(古代史巡り)
昨日は三重の熊野市へ旅行に行って来ました!
旅行の目的は、日本最古の神社である花の窟神社(はなのいわやじんじゃ)と、産田神社(うぶたじんじゃ)の2つです。
日本書紀の記述によると、神生みのとき、伊弉冉尊(いざなみのみこと)が火の神である軻遇突智尊(かぐつちのみこと)を生んだのが産田神社、軻遇突智尊を生んだときの火傷が原因で伊弉冉尊が亡くなり、埋葬されたのが花の窟神社とのこと。
といっても日本書紀に「花の窟神社」と書かれていたわけではなく、当時は墓所として認識されており、明治時代になってはじめて神社の位格が与えられたみたいですね。
当日は新幹線で東京から名古屋まで行き、そこからワイドビューで3時間かけて熊野市へ。
1/1はどこもお店が閉まっているようで、熊野市駅は年始でもこの長閑さ。
観光案内所に立ち寄ったら、新年だからと、おじさんが熊野古道記念缶バッチと、ぜんざいを振る舞って下さいました(;;)
しかも2回も。いつも家で食べるレンチンのお餅と違って、焼き餅はとてもおいしかったです!
◆花の窟神社
バスで10分ほど行ったところにありました。
熊野市駅やバスの中は静まり返っていたのに、花の窟神社は観光客でいっぱいでした(゚_゚)どうやら車で行かれる方が多いみたいですね。
木漏れ日がめちゃくちゃ綺麗で良かった…。このまま鳥居をくぐって参道を進んでいくと御神体の前(陵墓)にたどり着きます。
とても見えづらいですが、陵墓の石に「祭神 伊弉冉尊」と書かれています。
大分御神体から下がって上を見上げないと頂上がカメラに収められないくらい大きかったです…!岩にかけられている綱は神事によって毎年取り替えられているみたいです。
伊弉冉尊の御神体よりは小さいですが、こちらも身近で見ると迫力ありました。
個人的には、生まれてまもなく伊弉諾尊(いざなぎのみこと)に殺されてしまった軻遇突智尊の存在が少し気になります。本意ではないのに母を死なせてしまい、あげくに父親に憎まれて殺されるって無慈悲じゃないですか…。古事記には数行しか存在が綴られませんが、彼を題材にして何か書けたらなぁとも思います。
◇お綱茶屋
案内所で食べたぜんざいで腹持ちいっぱいだったので、近くの茶屋でイザナミ米のおにぎりだけ頂きました。昆布とたくあんが添えられていたのが嬉しい。
お土産にはお守りとおみくじ(ねずみの置物の中にみくじが入ってるもの)を買いました。おみくじは軻遇突智の存在を彷彿とさせる火のモチーフがお気に入りです。
◆産田神社
花の窟神社から徒歩20~30分ほどでたどり着きました。
元旦のワイドビューの運行数が少なく、13時台と17時台しかなかったので(花の窟神社を出た時点で12時半)、、もうこの辺で帰るか非常に悩んだのですが結果的にここは行って正解でした。広葉樹林に囲まれた境内の景色がとても神々しい(・∀・)
◆熊野古道
前述の通り13時台の帰り便を逃したため、17時まで時間をつぶすことになりました。
時間をつぶせるようなカフェもなさそうだったので、せっかくなのでいつか行こうと思っていた熊野古道へ行くことに。観光タクシー(なんと300円という安さ)で松本峠の案内口まで送って頂き、そこから熊野市駅方面へ歩いていきました。
しばらくはこういう感じの鬱蒼とした険しい山道でしたが途中から光が…!
抜けてみるとそこにはお地蔵さんがあり、そこから先はずっと明るいハイキングコースという感じでした。
…理由はないんですが、このどこか懐かしくなるような風景、分かります??
峠を抜けた所の見晴らし場からは山が見渡せました。
以上、これにて熊野旅行終了です!
新年そうそう良い神社めぐりができて心が洗われた感じがします^^
そして道が分からなくなったとき、現地の方が親切に教えて下さったのがとても助かりました。ありがたや…。
もうすぐ引越しで東京を離れてしまうので、その前に東日本で行けるところはもう少し旅行で行ってみたいです><(岐阜県の伊奈波神社とか…)
それではまたこの辺で。
最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました!
新年のご挨拶とおせち
1日遅れですが、あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願い致します🎍
さて、年末も恒例のおせちを作りました。
今回はお重がなかったのでお弁当箱で^_^;
作ったのは、赤飯、黒豆、きんとん、たたきごぼう、筑前煮、田づくり、ごぼう巻き、伊達巻、(写真に撮り忘れていましたが;)柚子なますの全9品でした!
黒豆は前日に一晩寝かせていますが、それを除くと全部作るのに4.5時間近くかかりました(´∀`;)疲れた…。
弁当の隙間が空いたところには飾り切りしたかまぼこを入れるとちょうど良い感じになりました♪
しかし、ごぼう巻きは毎回輪切りした時に分離してうまくできません。。誰かコツを教えて欲しい><
こちらはおせちの伊達巻を入れて作ったお雑煮です。
先程撮り忘れた柚子なますと一緒に撮りました。
三つ葉の香りがとても香ばしいです。
こんな感じで新年の風物詩と挨拶から始まる日本のお正月は良いですね。
時間のある限り今年も料理をたくさんしてみたいと思います(*'▽'*)
最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました!
2019年振り返り
年明けまであと数時間ですね!
恒例で今年も自分の創作活動を振り返ってみようと思います。
# 絵本のお仕事
- YellowBird Project様「雪の女王」挿絵
- YellowBird Project様「おじいさんのすることにまいがいはない」挿絵
# 企画
- 『異世界配達屋ハルフィーナⅡ~古都の遺跡と水竜~』ドット絵&盤面イラスト
# 出展・委託販売
- 5/12 COMITIA128 出展
- 6/14 キャラメルキューブ様委託販売
- 8/31 ファンタジーハンドメイドin LARP 出展
- 10/30 RAY ART SCHOOL EXHIBITION 出展
- 11/24 COMITIA130 出展
去年はクリエポに出たり、イベントで新刊描いてたりしたのに比べると今年はオフモードでした^_^;
といっても裏では絵本のコンペのために作品を描いたり、部署異動で仕事を覚えるのに必死だったのですが…。
あと、アナログイラストが思ったように描けなくてちょっと落ち込んだ時期でもありました。
というのもこれまではクレスター水彩紙を使っていたのですが、クレスターは吸水が早く、自分が出したいような滲み効果が出しづらかったためホワイトワトソンに乗り換えたのですがこれがまた自分の技術では使いこなせなくて…。アナログで色塗りを失敗すると信じられないくらい落ち込みます(T-T)
1年間色んな紙を試してようやくシリウスという自分好みの紙に出会えました。
来年はこの紙を使ってそろそろ新刊の絵本を出したいです><
またプライベートだと、TRPGに参加できたのも大きかったです。
これまではストーリーや世界観を考える側でしたが、TRPGのPLだと自分が登場人物になりきるので、このキャラだとこういうときどう考えるだろう…というのを常に考えながらプレイするのは良い勉強になります(^-^)
Twitterや多方面で暖かい言葉を頂いたり、様々な活動のきっかけを頂けたおかげで今年も楽しく創作を続けることができ、とても感謝しています(*´ω`*)
来年は転職と引っ越しを挟むので空白の期間ができるかもしれませんが、経済的に可能な限り創作活動は続けていくので、また来年もどうぞよろしくお願いいたします!
よいお年を〜
自分流ブース設営のしかた
先日のコミティア130 で設営の様子を写真で撮ってみたので、せっかくなので自分がいつもどんな風に設営してるかざっくり記載したいと思います。
といっても自分の設営は荷物の重量がすごいし、コスパや効率の悪い部分もいっぱいあると思うので…あくまで参考に、もし応用できそうな設営品があれば、かいつまむ感じで見ていただけたら幸いです(^ ^)
◆設営に使用したもの
※設営用品以外のもの(作品や梱包材など)は記載していません
※複数個使用したものだけ個数を記載しています
・敷布
・かもいフック 6個
・値札(事前に作って用意) 予備も合わせて複数
・ウォールポケット(ポストカード用) 3個
・ウォールポケット(裏方道具の梱包材や文房具を入れる用) 2個
・ガードリング(ウォールポケットをかもいフックに引っ掛ける用) 6個
・キッチン折り畳みラック 2個
・ブックスタンド 2個
・パンチングボード(スタンドセット付き)
・6段ウッドボックス 2個
・布(設営の荒を隠す用) 3、4枚
・安全ピン(布を固定する用) 10本くらい
・ポスタースタンド
◆あったら便利なもの
・養生テープ
・メジャー
・はさみ(不意に布がほつれたときや梱包用のプチプチを切るときなど、自分はよく使います)
①会場到着
椅子の上に大量のチラシが置かれているのでまずはこれを鞄にしまいます。
②スペースの長さを測る
今回は1スペース分(90cm×45cm)を申し込んだので90cmを測り、目印に養生テープを貼って、その位置に合わせて敷布をしきます(余裕がある時は、自分は養生テープの上に両面テープを貼って、上の布が動かないようにしています)。
お隣サークルさんの布に自スペースを食われた悲しい思い出もありますが。。
③ウォールポケットの設置
かもいフックをブース机の表側に取り付け、フックの部分にウォールポケット(ポストカード用)をひっかけます。
④什器の設置
やり方は色々あると思いますが、自分は目につきやすいように高さを持たせることと、斜め45度か60度くらいで展示物を見やすくすることを意識しています。
自分がよくやるのは、キッチンラック(布を被せる)→その上にブックスタンド→ワイヤーネットや陳列棚などを立てかけるやり方です。
今回はキッチンラックとブックスタンドのセットを2つ作って、1つはスリーコインズのパンチングボード、もう1つはキャンドゥのウッドボックスを立てかける感じにしました。
(キッチンラック設置の図)
(ウッドボックスを立てかけた時の図)
写真ではウッドボックスの後ろにワイヤーネットを置いていますが、後に安定性が悪いことが分かって撤去しました。。
キッチンラックは段差代わりなので、ラックの下は作品を置く用のスペースにしたりしなかったりです。
ブックスタンドは角度調整できるところが気に入っていますがこれを入れると荷物が重くなる…。
什器がずり落ちたり、揺れて作品が落ちないように念のため養生テープで固定しています。
見栄えは悪いですが、正面から見ると意外と目立たないのでいいかなと思っています。
ウッドボックスは、元々キャンドゥで買った2段のものを木工用ボンドで接着したものを使っています。
照明がきつい会場だとランプの光が目立たなくなってしまうことがあるのでこちらを選びました。深さもちょうど良く、木製がアンティークっぽさを出していて気に入っています^_^
(展示時の様子)
キッチンラックなどの骨組みが見えるのが自分は嫌なので布で隠しています。テープだと剥がれてしまうので、固定には安全ピンを使っています(よく見たら布にシミが…)。
回り込んで見るとこんな感じ。
⑤裏方設営
ブース机の裏側にも同様にかもいフックとウォールポケット(裏方道具用)を取り付けます。
これがあると裏方で、あの道具どこいったっけ?というのがなくなって便利です。
ウォールポケットに引っ掛ける部分がないときは、ウォールポケットにガードリングを取り付けて引っ掛けています。
⑥作品の陳列と値札付け
ここまでできたらブースの正面に回り、什器の上に作品を置いたり、ウォールポケットにポストカードを入れたりします。今の時点では仮置きするだけで整えるのはまた最後…。
値札はあらかじめ作ったものに両面テープを貼っておくと、会場でテープを切ったりする手間がなく、剥離紙をはがすだけですぐ貼れて便利です(^^)
⑦ポスタースタンドの設置
ポスタースタンドは持ってきたり持ってこなかったりですが、遠くから見たときにブースの存在感が大きくなるので荷物に余裕がある時はなるべく持っていきます。
自分が使っているのはPO.SU.TA.Proという女性でも持ち運びやすい軽量版の組み立て式ポスタースタンドです。
軽いのは良いのですが、安定性は微妙なので、養生テープで床に固定したり、下部のベースプレートを椅子の足で下敷きにして押さえたりしています。
組み立てて完成!
写真だと分からないですが、ポスターは前からも後ろからも絵が見えるように、2枚のポスターを裏面を重ね合わせるようにしています。
⑧設営完了
最後に配置を整え、裏方道具が揃っているか確認ができたらブースを撮影して設営ツイート。
ここまでやるのに1時間半か2時間くらいかかりました; 売り子さんに手伝ってもらったらもう少し早いかも。
以上です!
今回はかなり早めに来たので丁寧に設営できましたが、これが時間がない中や、何人も周りで設営していて足元がキャリーケースだらけになっていると、うまく場所を取れなくて設営が雑になったりします;
もし、ここはこういう風にしたらもっと楽だよとか、不明点などありましたらお気軽にコメントいただけたら嬉しいです。
長々と語りましたが、最後までお読みくださりありがとうございました!
一応参考のため、今回使った設営器具について、購入先を記載しておきます。
・敷布: ユザワヤ
・かもいフック: キャンドゥ
・ウォールポケット(ポストカード用): Amazon(メーカー:サキ(Saki))
・ウォールポケット(裏方道具の梱包材や文房具を入れる用) : Seria
・ガードリング: キャンドゥ
・キッチン折り畳みラック:ダイソー&Seria
・ブックスタンド: Amazon(メーカー:Imocrico(イモクリコ))
・パンチングボード: 3coins
・6段ウッドボックス: キャンドゥ
・布: キャンドゥ
・安全ピン : Seria(うろ覚えです…)
・ポスタースタンド : POSUTAYA
COMITIA130 参戦レポート
先週参加してきました!
今回は既刊のイラスト集と、作りためていたハンドメイドのランプだけだったので、特に前日修羅場(?)になることもなくゆるゆるな参加スタイルでした^_^
当初はおころまあやさんとスペースを共有しての共同出展の予定だったのですが、おころまあやさんの体調不良により突然のぼっち参戦に。。インフルや風邪など流行ってるらしいので皆さんもどうかお気をつけ下さいませ;
スペースはなるべく有効利用しようと、前日に改めてレイアウトを調整していざ本番へ!
当日は開場の20分前に到着し、開場から一般入場開始までの2時間をフルに使って設営しました。
今回、ぼっちついでに設営の様子を撮ってレポートを作ってみたので、もしご興味がありましたら^_^
11:00設営完了!
写真撮りながら悠々と設営してたら時間ギリギリになってしまいました。危ない危ない…。
今回も魔導師の魔法研究所?みたいな雰囲気で設営してみました。
前回は青系一色でしたが、赤系もほしい!とご要望頂いたので、暖色系のランプも増やして色とりどりに。
今までは安全ピンでポストカードホルダーを敷布に縫い付けていたのですが、今回はかもいフックの活用でこの辺り楽に設営できました^^
設営途中や開場後にフォロワーさんがご挨拶に来て下さったのがこの上なく心強かったです( ;;)
なんせ午前中はフォロワーさん以外全く足を止める人がない状態だったので(汗)イベントで一個目の売り上げが出た時は未だにすごくほっとします…。
午後からはありがたくも少しずつ足を止めて購入してくださる方がいらっしゃいました。私のランプ作品は梱包がめんどくさいことになっていて、ランプは立体ケースかプチプチで梱包、それにおまけの電池と説明書を添えて手提げに入れるのですが、いつもはこれを売り子さんと共同作業でやっていたので、今回は一人でわたわたしながらやっていました(´ー`;)
初参加の方らしく、全然売れないと嘆くサークルさんの声が聞こえたのですが、そんな…初参加じゃなくても売れないときは売れないしそんな気にされなくてもいいんですよ、と声をおかけしたかった…(話しかける勇気がなかった;)。
今回はずっとお話ししたかった方や、まさかお会いできるとは思っていなかった方ともお会いできたのが非常に嬉しく、満足感が大きかったです…!作品をお迎えして下さったり、お差し入れやご挨拶に来て下さったフォロワーの皆様本当にありがとうございました!
残念ながら離席中に訪れてお会いできなかったフォロワーさんにはすみませんでした;その方にもまた次の機会にお会いできたら嬉しい限りです。
そしておころまあやさんの1日でも早いご回復を祈っております><
◆頂き物も含め、尊い戦利品
◆フォロワーさんからの尊いお差し入れ
今回は雑貨多めの出展スタイルでしたが、次回はイラストor絵本メインに戻すかもしれません。
しかし次回こそは新刊出したい…(^-^)こう、やっぱりイベントに参加するときのわくわく感が違うなぁって。
長くなりましたが、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
静岡旅行(古代史巡り)
8月のお盆に母と静岡へ旅行してきました(^-^)
泊り込みの旅行は久しぶりです。
といっても、私も母も日本の古代史好きなので、今回は完全なる古代史の旅…いや、ヤマトタケル巡りでした(笑)
ちなみにヤマトタケルというのは景行天皇の皇子で、古事記の中ではヤマトタケルが賊に狙われて野に火を放たれたとき、天叢雲剣(のちの草薙剣(くさなぎのつるぎ))で草を薙ぎ払って難を逃れるエピソードがあるのですが、その伝承が元で、静岡市内には「草薙」、「焼津(やきつ)」という地名が生まれたとされています。
また、どういう字の由来からかはちょっと把握してないのですが、有度山頂上部も「日本平(にほんだいら)」と呼ばれるようになったそうです。
そこで今回は、その伝承とゆかりのある「草薙神社」と「焼津神社(やいづじんじゃ)」と「日本平」に行ってきたというわけです(^^)
行き先①: 焼津神社
お盆なので人が多いかと思っていましたが全然で、思いのほかゆったり見れました。
神社関係者の方は、地元以外の人が来るのは珍しい、伝承に興味を持ってここまできてくれるのは嬉しいと仰り、神社のことを色々教えて下さった上、「焼津神社略記」というのを頂きました^ ^ 旅先でのこういう出会いや親切はとてもありがたいですね。
ちなみに境内にはヤマトタケルの像がありました!
行き先②: 草薙神社
ここはもはや観光客は私達だけでした(^.^)広さは焼津神社ほどもなく、こじんまりとしていましたが、木々に囲まれていて木漏れ日が綺麗な上に、境内にある樹齢1000余年の御神木の迫力がすごかったです。一瞬木が倒れてるかと思ったんですがまだしっかり根っこを張ってるんですよね…びっくりです。
ここにもちょっとずんぐりしたヤマトタケルの像がありました(^^)
お土産にはヤマトタケルの絵馬を買いました。
ポップに描かれたヤマトタケルがなんとも可愛いです♪
足元のねずみはなんだろう・・・。古事記のスサノオにも似たような火攻めのエピソードがあり、それにはねずみが出てくるのですが、ヤマトタケルの伝承には出ないような…。それとも来年の干支だからかな?
行き先③: 日本平
ここは本当に見晴らしの良い場所でした。ただ、残念なことに富士山は雲に隠れてよく見えませんでした。
その場に居合わせた方の話によると、富士山は冬の方がよく見えるそうです。
そして、なんとここにもヤマトタケルの像が…!かっこいい!
ちなみに像の近くには日本平ホテルがあって、ここの見晴らしが最高なのですごく泊まりたかったんですよ…。でも一泊1、2万だったので、旅費の都合上なくなく断念しました;いつか泊まる機会があったら泊まりたいです。
日本平には食事処もあったため、そこで景色を見つつ、静岡茶と中華そばを頂きました。美味しくて満ち足りた時間でした〜。
・・・ただ、もっと神話を感じさせるお土産が欲しかった!静岡名物も美味しくて良いのですが、ヤマトタケル饅頭??的なお菓子とか古事記伝承モチーフの土産とか、そういうものがあったら散財したかったです>< すごく欲を言うとですけどね…。
という訳で、草薙神社で買った絵馬が今回唯一の古事記がらみのお土産になりました。
行き先④: 登呂遺跡
こちらはヤマトタケルとは直接関わりはないですが、弥生時代の集落・水田遺跡になります。
思えば小学校の頃に資料集で写真を見たときからずっと行きたい場所で、20年ほどたった今、やっと行けたんだなぁと少し感動しました。
当時を再現した建物はやっぱすごいって感じでしたが、個人的には中の博物館や展示コーナーの充実さに何より驚きました!弥生時代の耕作道具を使って稲を刈り取ったり、竪杵(たてぎね)で稲のもみ殻を外したり、当時の生活をリアルに体感できるコーナーがたくさんあったんです。写真撮影OKだったので、ここぞとばかりに創作の資料としてパシパシしてきました。
お土産には埴輪フィギュアと高床倉庫のプラモを買いました。
家に帰って3時間くらいかけて作りました。地味に苦労しましたが、完成品がかっこよくて気に入ったので、次は物見やぐらのプラモも買って作ってみたいです^^
帰りは熱海の温泉に寄って帰りました。
元は母の好みを取り入れて、熱海のアカオハーブ&ローズガーデンやMOA美術館行きも予定していたのですが、あまりにも暑かったため断念しました(~_~;)
やっぱり古代史巡りは心洗われます。次に旅行に行く機会があれば、まだあまり行ったことのない三重か滋賀あたりに行きたいですね。九州も魅力的な古代史スポットがたくさんあるのですがなかなか足が。。
それでは以上、長くて拙い文章に最後までお付き合いくださりありがとうございました!